バカリズム脚本のすごい面白いおすすめの人気ドラマランキングと一覧まとめ

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お笑い芸人として活躍する傍ら、脚本家としても高い評価を受けているバカリズム(本名:升野英知)。彼が手がけるドラマは、日常の細部に着目した巧みな描写と予測不能な展開、そして独特の会話劇が特徴で、従来のドラマとは一線を画す作品ばかりです。

「あるある」と共感できる日常風景に非現実的な設定を織り交ぜ、単なるエンターテインメントを超えた深い問いを投げかける作品群は、視聴者から絶大な支持を集めています。2023年の『ブラッシュアップライフ』ではアジア最大級の番組アワードATAで日本人として初めて最優秀脚本賞を受賞するなど、国際的にも評価されています。

本記事では、バカリズム脚本の人気ドラマをランキング形式でご紹介します。

バカリズム脚本ドラマ人気ランキングTOP10

第1位:ブラッシュアップライフ(2023年)

安藤サクラ主演で2023年に放送されたこの作品は、バカリズム脚本ドラマの最高傑作と評されています。平凡な人生を歩む近藤麻美(安藤サクラ)が死をきっかけに2周目の人生をやり直すというタイムリープ・コメディです。

何度も人生をやり直すことになる麻美ですが、33歳の記憶を持ったまま子供時代をやり直すことになります。子供なのにどこか達観した演技をする子役の演技が話題となり、バカリズム本人が登場する天国でも地獄でもない死後の世界の描写がリアルで、「死後って本当にこんな風になっているのかも!」と思わされる不思議な作品です。

最初の人生では地元で暮らし公務員だった麻美の人生が、ブラッシュアップされていく様は見事で、人間への生まれ変わりが目標だったはずなのに、人間の来世を蹴って友達を救いに行くなど感動もできるドラマとなっています。コメディタッチで面白いのに「人生とは何か」を深く考えさせられる作品として、多くの視聴者の心を掴みました。

死んでも何度か人生をやり直せるタイムリープ系ストーリーは深刻だったりミステリー路線にいきがちですが、この作品はコミカルで現実味があり、発想が秀逸です。友達も仕事仲間もみんなキャラクターが立っていて、会話劇としても深みがあり楽しいドラマでした。

第2位:架空OL日記(2017年)

バカリズム原作・主演・脚本で、OLになりきったバカリズムが架空の日常を過ごすという、一見理解不能な設定のドラマです。バカリズムはOLの制服に身を包み、OLとしてドラマに登場します。

女装はしていないバカリズムなのに、ドラマを見ているうちにバカリズムがOLに見えてくるから不思議です。周囲の人たちもバカリズムを普通に受け入れOLとして話が進んでいく奇妙さが癖になるドラマとなっています。

もちろん奇妙なだけでなくリアリティのあるOLの日常が描かれ、共感したり笑ったりするシーンも盛りだくさん。「バカリズムはどうしてこんなにもOLのことがわかるの?」とバカリズムの新たな才能を発見してしまう作品です。

放送当初から、「OLの日常がリアルすぎる」「バカリズムが普通にOLに見えてくる」とSNSで話題になりました。特に、同僚たちとの自然な会話劇が絶賛され、「自分も職場でこんな話してる!」と共感の声が多数寄せられました。

2017年6月のギャラクシー賞と向田邦子賞を受賞し、2020年には映画化もされ、劇場版「架空OL日記」としてスクリーンでもその世界観が楽しめるようになりました。

第3位:素敵な選TAXI(2014年)

竹野内豊主演で2014年に放送された、バカリズムにとって初めて全話の脚本を担当したテレビドラマです。乗客が望んでいる過去にまで連れていくことのできる「選TAXI」の運転手と人生の選択に失敗し過去をやり直す乗客の物語。

過去へのタイムスリップがテーマとなった作品ではありますがSF性はそれほどなく、万人に受け入れやすい作風となっています。生きることの大切さを教えてくれるドラマですが、バカリズム脚本最大の特徴である掛け合いの楽しさは健在で、行きつけのカフェで繰り広げられる常連さんたちとのユーモアあふれる会話は必見です。

竹野内豊演じる選TAXI運転手・枝分は、話好きでおせっかいなキャラクターで、「台本を読みながら笑うという経験を初めてした」と竹野内自身がベタ褒めしています。枝分というキャラクターにも愛着を感じており、「別の作品のロケ現場で、子供達から『あっ、枝分さんだ!』と呼ばれた事がある。役名で呼んでもらう事は初めての経験」と語っています。

バカリズムは本作で第3回「市川森一脚本賞」奨励賞を受賞し、脚本家としての才能が広く認められるきっかけとなりました。2016年にはスペシャル版も放送され、人気の高さを証明しました。

第4位:ホットスポット(2025年)

2025年1月に放送開始された最新作で、見た目がおじさんの宇宙人とシングルマザーの交流を描いた作品です。山梨県のビジネスホテルで働く遠藤清美(市川実日子)が、同僚の高橋孝介(角田晃広)の超人的な能力に驚き、彼が宇宙人だと知るところから物語が始まります。

地方都市に住むシングルマザーと宇宙人の交流が、あたかも日常の延長線上にあるかのように描かれるバカリズム作品の特徴が最も顕著に表れた作品です。一見平凡な日常に突如として現れる非現実的要素を、違和感なく物語に織り込む手法が見事に発揮されています。

宇宙人というSF要素を用いながらも、小さな日常の積み重ねに焦点を当てることで、従来のSFドラマの枠組みを刷新しました。角田晃広の演技も高く評価され、宇宙人でありながら人間味あふれる演技が視聴者の心を掴んでいます。

第5位:住住(2017年〜)

仲の良い芸能人同士という設定で、芸能人が本人役を演じるというユニークなドラマです。シーズン1ではバカリズム、オードリー若林正恭、二階堂ふみがそれぞれ本人役で同じマンションに住む芸能人を演じました。

シーズン4まで制作されており、他にも日村勇紀、水川あさみ、近藤春菜が出演。「本当に芸能人の日常ってこんな感じなのかも?」と思わせてくれる自然な演技が魅力的です。マンションの一室を舞台に繰り広げられるドラマなので、バカリズム脚本作品ならではの軽妙な掛け合いがこれでもかと堪能できます。

芸能人たちの日常を覗いている気分になれる作品で、芸能人が本人役を演じ飾らない自然体な姿を見せてくれます。マンションの一室で行われる会話劇がメインですが、シーズン4ではロケに出かけるシーンもあり、シリーズを重ねるごとにスケールアップしています。

オードリー若林と、同じマンションにすむバカリズムの設定でマンション内の住民の部屋で雑談するという内容が斬新で、設定も実在世界と変わらず、脚本があるのかもわからない自然な会話に、有名な女優がゲストで部屋を訪れるというプライベートをのぞき見しているようなドキドキ感が魅力です。

第6位:ノンレムの窓(2022年〜)

2022年4月に第1弾が放送されて以来、番組改編期ごとに新作エピソードが制作されている人気オムニバスシリーズです。3本立てのオムニバス形式のドラマで、バカリズムが各話の案内人を務めています。

深い眠りを意味する「ノンレム睡眠」をテーマに、”夢と現実”、”現実と非現実”の狭間を行き来するバカリズムの独創的な世界観とウィットに富んだ笑いを織り交ぜた作品です。これまでに17作品以上が放送され、2025年新春にも第7弾が放送されました。

「PTA役員決め」「有料動画サイトの解約」「意識高い系セミナー」など、誰もが経験しそうな日常の小さな出来事に、バカリズムならではの視点とひねりが加えられています。短編ながら緻密に作り込まれたストーリーと、切れ味鋭いセリフ回しが特徴です。

古田新太、中村倫也、原田泰造、窪田正孝など豪華俳優陣が毎回出演し、バカリズムの脚本の面白さを最大限に引き出しています。「世にも奇妙な物語」とは異なる、バカリズムならではの「普通に考えてみたら」という視点が光る作品です。

第7位:生田家の朝(2018年〜2024年)

福山雅治が企画立案から製作に携わり、バカリズムに脚本をオファーした作品です。ユースケ・サンタマリアと尾野真千子がW主演を務め、どこにでもいそうな家族のどこにでも起こりそうな出来事を題材にしたドラマ。

朝の情報番組内で7分間と限られた時間で展開する4人家族の日常を描いています。特別な設定がないからこそ、その「あるある」に共感する人が多く、2018年12月のギャラクシー賞を受賞しました。

バカリズムは「特に大きな事件もどんでん返しも起こりませんが、たぶん面白いんじゃないかなと思います」とコメントしており、その言葉通り、何気ない朝の家族の風景が丁寧に描かれ、ほっこりとした気持ちになれる作品です。

2018年、2019年、2024年と複数回にわたり制作され、登場人物の成長とともに家族の日常が変化していく様子も楽しめます。尾野真千子演じるさばさば母さん・生田早苗役の存在感も光っています。

第8位:地獄の花園(2021年・映画)

永野芽郁主演の映画で、バカリズムが脚本を担当しました。会社内外で起こるOL同士の派閥争いを描いたアクションコメディです。

永野芽郁をはじめ、小池栄子、広瀬アリス、川栄李奈、菜々緒など、コメディも抜群に上手い女優たちの振り切った演技が見どころです。女性同士の微妙な関係性や本音を、バカリズムならではの視点で痛快に描いています。

OLの日常に潜むドロドロした人間関係を、アクションという形で表現することで、ストレス発散になるエンターテインメント作品に仕上がっています。バカリズムの女性心理への深い洞察力が存分に発揮された作品です。

第9位:絶メシロード(2020年)

濱田岳主演で、日本各地の「絶滅しそうな飲食店」を訪れるグルメロードムービーです。バカリズムが脚本を手掛け、ただのグルメドラマではなく、店主との交流や地域の人々との触れ合いを通じて、人生の大切なものを見つけていく物語となっています。

料理の美味しさだけでなく、その店が持つ歴史や店主の思い、常連客との絆などが丁寧に描かれています。バカリズムらしいユーモアと温かさが詰まった作品で、視聴後は必ず地方の飲食店を訪れたくなる魅力があります。

聖地巡礼のしやすさも特徴で、舞台となった地域に実際に貢献できているという点でも評価されています。高橋が混入することで男女ともに楽しめる内容になったという声もあります。

第10位:ウエディング・ハイ(2022年・映画)

篠原涼子主演で、結婚式を舞台にしたドタバタコメディ映画です。バカリズムが脚本を手掛け、どんな状況でも「NO」と言わない敏腕ウェディングプランナー・中越真帆(篠原涼子)と、新郎の石川彰人(中村倫也)、新婦の新田遥(関水渚)の物語。

結婚式に並々ならぬ情熱を注ぐ新郎新婦以外の参列者たちによって、式は予想外の方向へと展開していきます。結婚式という誰もが経験する可能性のあるイベントを舞台に、バカリズムならではの視点で人間模様を描いた作品です。

中村倫也の独特なキャラクター演技も話題となり、結婚式の裏側で起こる様々なトラブルをコミカルに描きながらも、最終的には心温まる結末を迎えます。

バカリズム脚本作品の魅力

独特の会話劇

バカリズム脚本の最大の特徴は、日常会話の解像度の高さです。誰もが経験したことがある「あるある」な状況を、絶妙なセリフ回しで表現します。特に女性の会話については、「バカリズムは男なのに、どうしてこんなにも女性の気持ちが分かるのだろう」という声が多数寄せられています。

『架空OL日記』では、「OLのどうでもいい普段の会話の解像度がすごい!」と絶賛され、『ブラッシュアップライフ』でも友達との何気ない会話が視聴者の共感を呼びました。バカリズムのコントで培われた観察眼が、ドラマの会話劇に活かされています。

非現実と日常の絶妙な融合

『素敵な選TAXI』のタイムスリップ、『ブラッシュアップライフ』の転生、『ホットスポット』の宇宙人など、非現実的な設定を扱いながらも、SF性を抑えて日常に溶け込ませる手法が見事です。

この手法により、ファンタジー要素に抵抗がある視聴者でも楽しめる作品となっています。非現実的な設定はあくまで物語を進めるための道具であり、本質は人間ドラマや日常の些細な出来事にあるという構造が、バカリズム作品の特徴です。

伏線の巧みさ

バカリズム脚本作品は、緻密に張り巡らされた伏線とその回収が見事です。『ノンレムの窓』シリーズでは短編ながら、最後まで見ると「そういうことだったのか!」と膝を打つような仕掛けが随所に散りばめられています。

各エピソード放送後、ファンコミュニティで行われる伏線の分析活動は、二次創作的な楽しみを生み出し、作品への愛着を深める効果をもたらしています。このような参加型の鑑賞体験は、ストリーミング時代における新しいドラマの楽しみ方を提示しています。

キャラクターの不完全性の肯定

バカリズム作品のキャラクターは、従来のドラマが求める「成長」を強要されません。『ブラッシュアップライフ』の主人公は、タイムリープの能力を得ても人生を劇的に変えようとせず、むしろ小さな日常の大切さに気付く過程が描かれました。

このような不完全性を肯定する描写は、現代社会の「自己啓発強迫」に対するアンチテーゼとして機能し、視聴者に新たな共感を生み出しています。完璧でなくてもいい、今の自分でいいという肯定的なメッセージが、多くの人の心に響いています。

その他の注目作品

黒い十人の女(2016年)

1961年に公開された市川崑監督の同名映画を、バカリズム脚本で現代版としてリメイクしたドラマです。船越英一郎演じる人気テレビプロデューサー・風松吉には、妻と9人の愛人がいるという驚愕の設定。

10人の女性が1人の男を取り合うという斬新な設定で、それぞれの愛人たちが松吉に対する怒りや嫉妬を抱えながらも惹かれ続け、やがて「殺すか、愛し続けるか」の決断を迫る壮絶な展開へと進んでいきます。

船越英一郎のヘタレ男っぷりが最高で、バカリズムの脚本が秀逸、会話のテンポが絶妙という評価が多く、不倫を題材にしながらもシリアスになりすぎず、エンタメ要素たっぷりの作品として楽しめます。

架空の彼女(2016年)

広末涼子、井川遥、斉藤由貴が出演し、それぞれが実際の人生で選ばなかった道を歩んだらどうなっていたかを描いた作品です。実際の彼女たちの経歴を踏まえた脚本が緻密に作り込まれ、バカリズムのリアルでユーモラスな視点が光ります。

広末涼子はドラマ『ビーチボーイズ』に出演しなかった世界線では結婚式の司会業をしていた、井川遥は写真集を出さなかったためブレイクできず40歳を目前にして女優を目指すも苦戦していた、斉藤由貴は『スケバン刑事』に出演しなかったことで成功を逃し50代で大学の物理学科に通うキャンパスライフを送っていたなど、それぞれが選ばなかった道を歩んだ結果がユーモアとペーソス(哀愁)を交えて描かれます。

稲垣家の喪主(2024年)

バカリズムと篠原涼子がW主演を務めたミステリーコメディです。小説を”書けなくなった”ミステリー作家と事件を”解けなくなった”エリート刑事の”絶不調バディ”が、絶妙な会話術と掛け合いで事件を解決していく物語。

気軽に観れて、篠原涼子とバカリズムのバディが面白いドラマで、今まで出来ていたことが出来なくなってしまったという設定が新鮮です。愉快な軽快さのコメディタッチながら、ミステリーとしてもしっかり作り込まれています。

いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう(2016年)

有村架純主演の恋愛ドラマで、バカリズムは一部エピソードの脚本を担当しました。坂元裕二がメイン脚本を務める中、バカリズムらしい会話劇が光るエピソードが話題となりました。

バカリズムの脚本スタイル

「普通に考えてみたら」という視点

バカリズムのコントで見られる「普通に考えてみたら」という視点が、ドラマ脚本にも色濃く反映されています。お化けに関して恨みを買った人間の枕元に出るのは分かるが、全く無関係で一生懸命生きている人間の枕元に出るなんて筋違いだろうという発想など、日常で何気なく経験している当たり前のことを別の角度から見る視点が秀逸です。

成長物語の回避

従来のドラマが好む「大きな成功を収める」という成長物語を意図的に回避し、代わりに些細な日常の積み重ねに焦点を当てることで、従来のドラマの枠組みを刷新しています。

これは、バカリズムが「ドラマをあまり観てこなかった」という経歴から生まれた、既存形式への無垢な視点に起因すると分析されています。ドラマの常識にとらわれない自由な発想が、新鮮な作品を生み出しています。

お笑い芸人出身ならではのコメディセンス

お笑い芸人出身ならではのコメディセンスと、深い人間観察が融合した笑いの構造は、バカリズム脚本の最大の強みです。笑えるだけでなく、考えさせられる、共感できる、そして最後には心温まるという多層的な魅力があります。

受賞歴と評価

国内外での受賞

  • 2014年:第3回「市川森一脚本賞」奨励賞(『素敵な選TAXI』)
  • 2017年:ギャラクシー賞・向田邦子賞(『架空OL日記』)
  • 2018年:ギャラクシー賞(『生田家の朝』)
  • 2023年:ATA(アジアテレビジョンアワード)最優秀脚本賞(『ブラッシュアップライフ』)※日本人初

特にATAでの最優秀脚本賞受賞は、バカリズムの脚本が国際的に評価された証であり、アジア最大級の番組アワードで日本人として初めての快挙となりました。

視聴者からの評価

「バカリズム脚本のドラマはハズレがない」という声が多く、バカリズムが脚本を担当すると知っただけで「絶対に見よう!」と楽しみにしているファンが多数います。

特に30代の視聴者からは「あーこんなことやったなと懐かしい気持ちになりながら見れる」「30代に刺さる!!」という共感の声が多く寄せられています。また、「何度見ても飽きない」「マジで面白い」という評価も多く、リピート視聴されることが多いのも特徴です。

バカリズム作品の観方

配信サービスでの視聴

多くのバカリズム脚本作品は、Amazonプライムビデオ、Netflix、Hulu、TVerなどの配信サービスで視聴可能です。特に『ブラッシュアップライフ』や『素敵な選TAXI』は人気が高く、何度も再放送されています。

『ノンレムの窓』シリーズは放送後にTVerで期間限定配信されることが多いので、見逃した場合はチェックしてみてください。

おすすめの視聴順序

初めてバカリズム作品を観る方には、『ブラッシュアップライフ』または『素敵な選TAXI』から始めることをおすすめします。この2作品はバカリズム脚本の魅力がすべて詰まっており、ハマったら他の作品も楽しめます。

『架空OL日記』や『住住』は、バカリズムの独特な世界観に慣れてから観ると、より楽しめるでしょう。『ノンレムの窓』シリーズは短編なので、気軽に観始められます。

バカリズムの今後の展開

2025年には『ホットスポット』が放送され、9月には山田裕貴主演の映画『ベートーヴェン捏造』でも脚本を担当しています(原作はかげはら史帆『ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく』)。

バカリズムの脚本術は年々進化しており、従来のドラマ理論との比較分析でも、宮藤官九郎や坂元裕二といった人気脚本家とは異なる独自性が明確になってきています。宮藤作品が持つエネルギッシュな群像劇と比べ、バカリズム作品はより個人的で内省的な傾向が強く、現代的なミニマリズムの影響が窺えます。

今後もバカリズムならではの視点で、私たちが見過ごしてきた日常の中に潜む面白さや大切なものを発見させてくれる作品が期待されています。

まとめ

バカリズム脚本のドラマは、日常の些細な出来事に着目した巧みな描写と、予測不能な展開、独特の会話劇が特徴です。『ブラッシュアップライフ』『架空OL日記』『素敵な選TAXI』など、どの作品も他にはない独自の世界観を持ち、視聴者に新たな気づきと笑いを提供しています。お笑い芸人出身ならではのコメディセンスと深い人間観察が融合した作品群は、今後も多くのファンを魅了し続けるでしょう。

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