奈良県は日本の古都として、東大寺や春日大社、奈良公園の鹿など、歴史と文化の宝庫として世界的に知られています。かつて平城京として日本の都が置かれた地であり、豊かな自然と歴史的建造物が調和する美しい風景が広がっています。人口約130万人を抱えるこの県から、芸能界、音楽界、スポーツ界で活躍する数多くの著名人を輩出しています。
奈良県出身の芸能人の特徴として、穏やかで誠実な人柄と、地元への深い愛着が挙げられます。明石家さんまが奈良育ちとして地元愛を語り、堂本剛が奈良市特別観光大使として地域貢献し、尾野真千子が五條市観光大使を務めるなど、多くの芸能人が成功後も故郷との絆を大切にしています。古都の落ち着いた雰囲気と、関西らしい親しみやすさを兼ね備えた人材が多いのが特徴です。
本記事では、奈良県が誇る芸能人やタレント、アーティスト、アイドル、スポーツ選手などの有名人を人気ランキング形式でご紹介します。彼らの活躍や魅力、地元とのつながりなどを詳しく解説していきます。
奈良県出身の有名人 人気ランキングTOP10
第1位:明石家さんま
奈良県出身の有名人ランキングで堂々の第1位に輝いたのが、お笑い界の巨匠・明石家さんまです。和歌山県で生まれましたが、幼少期に奈良市へ引っ越し、奈良で育ちました。奈良市立椿井小学校、奈良市立春日中学校、奈良県立奈良商業高等学校を卒業しており、本人もラジオ番組「ヤングタウン土曜日」で奈良をふるさとだと思っていると発言しています。
タモリ、ビートたけしと並ぶ「お笑いBIG3」の一人として、1970年代後半から芸能界の第一線で活躍を続けています。『笑っていいとも!増刊号』『踊る!さんま御殿!!』『さんまのお笑い向上委員会』など、数多くの冠番組を持ち、抜群のトーク力で視聴者を魅了し続けています。
奈良商業高校時代はサッカーに熱中していたというエピソードも親近感を呼んでいます。2019年にはそれまで出演機会のなかった奈良テレビでサプライズ出演し、当時大きな話題を集めました。常に明るく前向きな姿勢で、たくさんの人を笑いの渦へ巻き込むさんまさんは、誰もが認める奈良のスターです。
第2位:堂本剛(KinKi Kids)
奈良県奈良市出身の堂本剛は、KinKi Kidsのメンバーとして長年活躍するアイドル・アーティストです。中学の頃ジャニーズ事務所に入所し、奈良の中学に通いながら、仕事が入ったら東京に行くという忙しい日々を送っていました。
堂本光一とのデュオ「KinKi Kids」として数多くのヒット曲を生み出し、歌唱力の高さで知られています。音楽活動だけでなく、俳優としてもドラマや映画に多数出演し、多才な才能を発揮してきました。また、絵も得意で、感性がとびぬけて個性的な自分を貫くところが魅力です。
出身地である奈良をこよなく愛していることが、番組を見ていても伝わってきます。東京では自然(山)が少ないので、せめて奈良の方向を見ていると話していたこともあり、地元愛の深さが感じられます。2008年には奈良市特別観光大使にもなり、地元に貢献しています。バラエティや雑誌で紹介された奈良の場所は穴場であることが多く、地元民からも愛される存在です。
第3位:城島茂(TOKIO)
奈良県大和郡山市出身の城島茂は、アイドルグループ「TOKIO」のリーダーとして長年活躍してきました。ジャニーズ事務所所属で、バンド形式のアイドルグループという珍しいスタイルで人気を博しました。
TOKIOとしての音楽活動だけでなく、バラエティ番組『鉄腕!DASH!!』での農業や建築などへの挑戦で幅広い層から支持を集めています。リーダーとしての温厚な人柄と、何事にも真摯に取り組む姿勢が評価されています。
地元・奈良とのつながりも大切にしており、奈良に関する話題をメディアで語ることも多く、地元では誇りに思われている存在です。
第4位:尾野真千子
奈良県五條市出身の尾野真千子は、演技力に定評のある実力派女優です。中学時代に地元でスカウトされたことがきっかけで芸能界入りし、その後は映画やドラマで存在感を発揮してきました。
NHK連続テレビ小説『カーネーション』のヒロイン役で全国的な注目を浴び、その確かな演技力で数々の賞を受賞しました。以降も『あまちゃん』『最高の離婚』など、多くの話題作に出演し、個性派女優として高い評価を得ています。
地元への愛情も深く、五條市観光大使に任命された経歴もあります。奈良の豊かな自然の中で育った彼女の演技には、独特の深みと温かみがあり、多くの視聴者を魅了しています。
第5位:ゆりやんレトリィバァ
奈良県吉野郡吉野町出身のゆりやんレトリィバァは、独特の世界観とキャラクターで注目を集めるお笑い芸人です。幼い頃より芸人になることに憧れており、また、アメリカへ行く希望を持っていました。
関西学院大学を卒業した高学歴芸人で、大学生時代の雑談のネタがイマニュエル・カントだったというレベルの高さは、芸人の中で圧倒的です。NSC大阪校を経て吉本興業に所属し、独自の芸風で人気を集めました。
英語が堪能で、アメリカのオーディション番組『America’s Got Talent』にも出演し、国際的にも活躍しています。個性的なキャラクターとインパクトのある芸風で、バラエティ番組を中心に活躍。奈良の知名度を高めてくれた貢献度は大きいと言えるでしょう。
第6位:松下奈緒
奈良県出身の松下奈緒は、女優・ピアニスト・歌手として多彩な才能を発揮しています。3歳の頃からピアノを弾いており、東京音楽大学ピアノ科を卒業した本格的なピアニストでもあります。
NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』でヒロイン役を演じ、一躍人気女優の仲間入りを果たしました。その後も『コウノドリ』『DOCTORS〜最強の名医〜』など、数多くのドラマや映画に出演し、確かな演技力で高い評価を得ています。
高身長のスタイルと清楚な美しさ、そしてピアノの腕前という多彩な魅力で、幅広い世代から支持されています。音楽活動も並行して行っており、女優とピアニストという二つの顔を持つマルチな才能が魅力です。
第7位:笑い飯(西田幸治・哲夫)
お笑いコンビ「笑い飯」の西田幸治は奈良県出身です。奈良県の高校を卒業後、フリーターを経てNSC大阪校に入学した後に自主退学しました。その後コンビを組むもすぐに解散し、2000年に相方の哲夫と出会い、「笑い飯」を結成しました。
独特の間と哲学的な笑いで知られ、M-1グランプリでは準優勝2回という実績を持つ実力派漫才師です。インテリジェンスを感じさせる漫才スタイルで、お笑いファンから高い評価を得ています。
地元・奈良への愛着も深く、地元ネタを漫才に取り入れることもあります。奈良のトップ公立高校・奈良高校から関西学院大学を卒業し、大学教授にもなるという経歴を持つ西田の頭脳レベルは、芸人の中で圧倒的です。
第8位:ロッチ(中岡創一)
お笑いコンビ「ロッチ」の中岡創一は、奈良県橿原市出身です。橿原高校を卒業しており、地元では学生時代のエピソードも語り継がれています。
リアクション芸や天然キャラで人気を集め、バラエティ番組や海外ロケでも活躍しています。親しみやすさとどこか憎めないキャラクターは、奈良らしい人懐っこさの象徴と言えるかもしれません。
『イッテQ!』などのバラエティ番組での体を張った企画で注目を集め、お笑い芸人としての地位を確立しました。奈良出身の芸人として、地元でも応援されている存在です。
第9位:渡辺美優紀
元NMB48の中心メンバーとして活躍した渡辺美優紀は、奈良県出身です。NMB48時代には「みるきー」の愛称で親しまれ、その可愛らしさと独特の存在感でファンの心をつかみました。
アイドル時代から個性的なキャラクターで人気を集め、グループ卒業後はタレントとして活動しています。奈良県出身のアイドルとして、地元でも誇りに思われている存在です。
第10位:加護亜依
元モーニング娘。のメンバーとして活躍した加護亜依は、奈良県出身です。2000年にモーニング娘。としてデビューを飾り、同期の辻希美とはグループ卒業後も交流があります。
幼い頃から高い人気を誇り、アイドルとして多くのファンを魅了しました。現在もタレントとして活動を続けており、奈良県出身の元アイドルとして知られています。
ジャンル別 奈良県出身の芸能人
お笑い芸人・コメディアン
奈良県は、関西圏ならではの笑いのセンスを育む土地としても知られています。明石家さんま、ゆりやんレトリィバァ、笑い飯、ロッチの中岡創一はすでに紹介しましたが、その他にも活躍する芸人がいます。
酒井藍は警察に勤めた後、吉本新喜劇のオーディションに合格してお笑い芸人となりました。岡田康太はラジオパーソナリティ・YouTuber・お笑い芸人として活動しています。
俳優・女優
奈良県出身の俳優・女優は実力派が揃っています。尾野真千子、松下奈緒はすでに紹介しましたが、その他にも多くの俳優が活躍しています。
中林大樹は奈良県吉野郡大淀町出身の俳優で、テレビドラマ「めぞん一刻」などに出演しています。女優の竹内涼真の妻としても知られています。
八嶋智人は奈良県奈良市出身の俳優・ナレーターで、『相棒』シリーズなど数多くのドラマに出演しています。加藤雅也は奈良県出身の俳優・モデルとして活動してきました。
吹石一恵、佐伯日菜子、麿赤兒なども奈良県出身の俳優として知られています。
アイドル・モデル
堂本剛、城島茂、渡辺美優紀、加護亜依はすでに紹介しましたが、その他にも奈良県出身のアイドル・モデルが活躍しています。
東村芽依は、日向坂46のメンバーとして活躍しました。ファッションや美容にも関心があり、雑誌のモデル活動やInstagramでの発信等も行っています。2022年には、1st写真集「見つけた」を発売し、生まれ育った奈良県でも撮影をしました。
三戸なつめは奈良県で生まれ育ち、モデル・歌手として活動しています。専門学校卒業後の2013年に上京し、ファッション雑誌「mer」などのモデルとして活動を始めました。前髪ぱっつんの個性的なヘアスタイルで、多くの女性の間で人気になりました。
アーティスト・歌手
奈良県は音楽分野でも多くの才能を輩出しています。青山テルマは奈良県出身の歌手として知られ、『そばにいるね』などのヒット曲を生み出しました。
中西保志は奈良県出身のミュージシャンとして活動し、『最後の雨』などのヒット曲で知られています。DOZAN11(旧・三木道三)は奈良県生駒市出身のレゲエDJで、名曲『Lifetime Respect』をリリースしました。
THE ORAL CIGARETTESのメンバーである鈴木重伸(ギター)とあきらかにあきら(ベース)も奈良県出身です。
まとめ
奈良県は、明石家さんま、堂本剛、城島茂、尾野真千子、ゆりやんレトリィバァ、松下奈緒、笑い飯、ロッチ、渡辺美優紀、加護亜依など、多彩な芸能人を輩出しています。お笑い芸人、アイドル、俳優、歌手と幅広いジャンルで活躍する奈良県出身者たちは、それぞれが個性を発揮しながら、地元への強い愛着を持ち続けています。古都の落ち着いた雰囲気と、関西らしい親しみやすさを兼ね備えた人柄。これらの特質は、日本の歴史と文化を育んできた奈良県ならではのものです。今後も奈良県から、日本の芸能界を彩る多くの才能が生まれることでしょう。

