令和には無くなった平成・昭和の懐かしい昔のお菓子人気ランキングと一覧まとめ

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昭和から平成にかけて、多くの人々の思い出とともにあったお菓子たち。子供の頃に夢中になって食べていたあの味、友達と分け合ったあのお菓子、駄菓子屋で悩んで選んだあの一品。しかし、流行の移り変わりや市場の変化、企業の経営判断により、いつの間にか店頭から姿を消してしまったお菓子が数多く存在します。

「え、あれってもう、なくなってたの?」と驚く人も多いでしょう。スーパーやコンビニの棚を見て初めて、長年愛されてきたお菓子が販売終了していたことに気づくこともあります。

本記事では、令和の時代には無くなってしまった平成・昭和の懐かしいお菓子を人気ランキング形式で紹介し、販売終了の理由や当時の思い出も振り返ります。

販売終了した懐かしいお菓子人気ランキングTOP10

1位:カール(明治製菓)

発売期間:1968年~2017年(全国販売終了、西日本のみ継続)

明治の定番お菓子「カール」が全国販売を終了し、関西地域以西のみでの販売となったことは大きな話題となりました。「カールおじさん」のキャラクターとともに、長年日本人に愛されてきたスナック菓子です。

チーズ味、うすあじ、カレー味など様々なフレーバーが展開され、特にチーズ味は多くのファンを持っていました。フワフワしたスナックで、口の中でホロホロと溶ける独特の食感が特徴でした。

販売終了の主な理由は「収益性の悪化」です。スナック菓子の市場競争が激化する中で、カールの売上が低迷し、全国展開を維持することが困難になったとされています。特に、東日本での販売不振が顕著だったようです。

カールの製造には、独特の形状を作り出すための専用の機械が必要であり、その維持費用や生産効率も考慮された結果、地域を限定して販売を継続するという決断に至ったと考えられます。

現在でも、西日本を訪れる際には、お土産としてカールを購入する人が後を絶たず、その根強い人気を物語っています。

2位:ピックアップ(明治製菓)

発売期間:1970年~2017年

2017年にカールと同時に生産終了となった、明治の隠れた人気スナック。47年間もの長きにわたり販売されていたロングセラー商品でした。

フワフワしたスナックで、舌にのせた瞬間に消えてゆく食感が特徴。「あのサクサク感が大好き!」「チーズが大好きだった」という声が多く寄せられており、ファンの間では根強い人気を誇っていました。

味はチーズとコンソメの2種類が販売されていました。カールほど知名度は高くありませんでしたが、その独特の食感とシンプルな美味しさで、長年愛され続けていた商品です。

3位:ぬ~ぼ~(森永製菓)

発売期間:1988年~1996年

森永製菓が販売していた、モナカにふわふわのエアインチョコレートが入ったお菓子。1986年発売の菓子「スプーナ」で開発されたエアインチョコを用いて1988年に発売しました。

パッケージに描かれた黄色いキャラクター”ぬ~ぼ~”が、かわいらしくて大人気でした。当時のCMでは、田代まさしさんが「ぬ~ぼ~」と叫ぶシーンが特に印象的で、そのユニークな演出が子どもから大人まで幅広い層に受け入れられました。

クリーミーなチョコレートとサクサクのもなかの組み合わせが特徴で、軽い食感が新しく、多くの消費者に愛されました。キャラクターを用いた絵本やゲームなどのほかに渋谷で「ぬ~ぼ~カフェ」を催すなど、お菓子の枠を超えた展開も行われました。

販売終了後、ぬ~ぼ~のキャラクターは2008年に復活。「ぬ~ぼ~プロダクションズ」として、グッズやLINEスタンプなどが販売されています。ただし、商標権は森永製菓から株式会社マーランドに移行したため、森永製菓が「ぬーぼー」という名前で再びお菓子を販売することはできなくなっています。

終売後には「ほわほわチョコ」(1998~2002年)、「くまのプーさんモナカチョコ」(2003~2004年)など、類似のチョコレート菓子が異なる名称で発売されましたが、いずれも終売しています。

4位:ピンキー(フレンテ)

発売期間:2004年~2018年

フレンテ(現在はモンデリーズ・ジャパン)から発売されていたタブレット菓子。ピーチ、グレープフルーツ、レモンなど、様々なフルーツフレーバーが展開されていました。

小さな粒状のタブレットで、口の中に入れるとシュワッと溶ける食感が特徴。「ピンキー・モンキー」のキャラクターも人気で、グッズを集めていたという方も多いのではないでしょうか。

2018年10月に惜しまれつつも生産が終了しました。販売終了の理由は明確には公表されていませんが、タブレット菓子の市場全体での競争激化や、消費者のニーズの変化が影響した可能性が考えられます。

販売終了から数年が経った今でも、SNSなどでは「ピンキーが懐かしい」「もう一度食べたい」といった声が定期的に上がっており、その人気が単なる一過性のものではなかったことを物語っています。

5位:ベアーズチョコ(UHA味覚糖)

発売期間:~2010年

UHA味覚糖から発売されていた、クマの形をしたグミチョコレート。グミをチョコレートでコーティングしたお菓子で、粒が大きく食べ応えがありました。

2010年に販売終了するまで、多くのファンに愛されていました。「死ぬほど食ってた」「復活してほしい」という声が多く、今でも代用品を探す人が後を絶ちません。

現在は類似商品として「グミチョコ」などが販売されていますが、「粒のデカさとか違うし、ベアーズチョコには劣る」という意見もあり、完全な代替品とはなっていないようです。

6位:ポポロン(明治製菓)

発売期間:~2015年

明治製菓から発売されていたチョコシュー菓子。サクサクのシュー生地の中にチョコレートクリームが入った、人気のお菓子でした。

一口サイズで食べやすく、軽い食感とチョコレートの甘さが絶妙なバランスで、子供から大人まで幅広い層に支持されていました。

2015年に販売終了となりましたが、類似商品としてリスカなどの他社からチョコシュー菓子が販売されています。また、ダイソーでも類似商品を見かけることができます。

7位:5/8チップ(エスビー食品)

発売期間:1979年~2008年

エスビー食品から発売されていたポテトチップス型のスナック菓子。パッケージが印象的で、当時は「チップスター」よりも多く購入していたという人も多かったようです。

筒状の容器に入っており、持ち運びしやすく、割れにくいのが特徴でした。味のバリエーションも豊富で、子供のお小遣いでも十分に満足できる食べ応えのあるお菓子でした。

2008年に販売終了となり、「是非再販して欲しい」という声が多く挙がっています。販売が終了した中で子供の頃の一番の思い出のスナックとして挙げる人も多い、印象深いお菓子です。

8位:ポルテ(明治製菓)

発売期間:~2017年

明治製菓から発売されていたチョコレート菓子。その名のとおり、サイコロの目をデザインした箱に、二粒づつキャラメルが入った商品でした。

発売以来古くから愛され続けてきましたが、2016年3月に販売を終了しました。シンプルながらも印象的なパッケージデザインと、食べやすいサイズ感が人気でした。

9位:フラン ホワイトチョコ(明治製菓)

発売期間:~2019年

明治製菓から発売されていたホワイトチョコレート。「美味しかったのになぁ」と惜しむ声が多く寄せられています。

ホワイトチョコレート特有のまろやかな甘さと、口どけの良さが特徴で、ホワイトチョコ好きには欠かせない商品でした。2019年に販売終了となっています。

10位:ドンパッチ(パイン)

発売期間:~2000年代

口の中に入れると「パチパチパチッ」と弾ける細かいキャンディが、たくさん入ったお菓子。「痛いし、うるさいし、でも楽しい!」という不思議なお菓子でした。

炭酸ガスを閉じ込めたキャンディで、口の中で弾ける感覚が子供たちに大人気でした。友達と一緒に食べて、その音を楽しんだという思い出を持つ人も多いでしょう。

現在は「パチパチパニック」など類似のハジけるお菓子が販売されていますが、オリジナルのドンパッチを懐かしむ声は今でも多く聞かれます。

懐かしいチョコレート・チョコ菓子

ハンコください!!(カネボウフーズ)

発売期間:1985年~1990年代前半

カネボウフーズ(現・クラシエフーズ)のチョコレート菓子。そのユニークなネーミングの通り、ハンコの形をしていることから、食べる以外の楽しみを見つける子供も多かったそうです。

チョコレートの部分に「山本」や「ヒロコ」などの名前が彫られていて、よく自分の名前を探しました。食べる前に思わず紙にペタペタやりたくなるあのハンコの形に子供心をくすぐられたのです。

まあ、ハンコなのに鏡文字にはなってなかったんですけど、それも含めて愛嬌のあるお菓子でした。

VIP生クリームチョコレート(フルタ製菓)

発売期間:1988年~

1988年に販売開始されたお菓子。今でこそ当たり前ですが、当時の技術では難しいとされていた生クリームとチョコレートの融合に初めて成功した商品として、高級チョコレートの礎を築きました。

「フルタ 生クリームチョコレート」として1992年にも商品が存在し、生クリームを使用したチョコレートの先駆けとして知られています。

ウォンカチョコレート

2019年8月で生産終了したチョコレート。「ちょっと前話題になったのに、うっかり忘れるとこだった」という声もあり、販売終了を惜しむファンが最後に買いに走ったそうです。

映画「チャーリーとチョコレート工場」とのタイアップで知られ、カラフルなパッケージと独特のフレーバーが特徴でした。

懐かしいスナック菓子

Qunグミ

「大好きだったQunグミもいつの間にか…… 同じような味食感のグミ見つからない」という声が寄せられています。

独特の食感と味わいで人気を博したグミでしたが、いつの間にか店頭から姿を消してしまいました。類似商品を探しても、なかなか同じ味や食感のものが見つからないという声が多く聞かれます。

バブリシャス

2016年3月に販売終了したガム。フルーツフレーバーの強い味わいと、大きめのサイズが特徴でした。

海外製のガムらしい派手なパッケージと、甘くてジューシーな味わいで、特に若い世代に人気がありました。

トマトプリッツ

現在も販売されているプリッツシリーズですが、トマト味は一時期販売終了となっていました。当時CMでもよく放送していて食べていた人が多く、最近は食べる機会が少なくなったものの、今でも販売しているのを見ると懐かしく思うという声があります。

懐かしい駄菓子

キャンベビー

発売期間:~2019年

持ち運びしやすいプラスチック容器に小さな飴がたくさん入っていて、駄菓子屋でも人気商品でした。パッケージはキャラクターとコラボしたものもあり、見た目も可愛いことから長い間愛されてきましたが、2019年をもって販売中止しています。

類似商品も見つからないため、復活を望む声が多数挙がっていますが、今現在そのような情報はありません。

らあめんババア(よっちゃん食品工業)

発売期間:~2020年

よっちゃん食品工業から発売されていた駄菓子。インパクトのある商品名で知られていました。

2020年に販売終了となり、その独特の味わいとネーミングを懐かしむ声が寄せられています。

ギョ!the味(リスカ)

発売期間:~2010年代後半

リスカから発売されていた、様々なフレーバーが楽しめる駄菓子。かにシューマイ味、キャラメル味、チョコピー味、バーガー味、オムライス味、梅おにぎり味、カニチャンコ味、豆リカン味、ちょいからパンチ味、ピザ味、ココア味、かばやき味、さきいか味、チキンカレー味、マーボー味、オニオンサラダ味、ぶたキムチ味、黒糖味、レモンスカッシュ味、ちまき味、レモン味など、20種類以上のフレーバーが展開されていました。

変わり種の味が多く、子供たちの間で話題になっていた駄菓子です。

懐かしいガム・キャンディ

コーヒーガム

昭和の頃から愛されていたコーヒー味のガム。販売中止になっていましたが、2022年に復刻販売がされて、復刻版が現在(2024年時点)も販売中です。

イオン大型店舗やダイソーで販売されています(一部の店舗を除く)。昭和の頃って、コーヒー味のガム・飴・チョコのお菓子が多かったですが、今は減りました。

コーヒー豆の形のチョコレート『コーヒービート』、濃いめのコーヒー味の飴『ライオネスコーヒーキャンディー』等もコーヒー味のお菓子として当時は人気でした。

『ドトールコーヒー』や『スターバックス』など気軽にコーヒーを飲める店がたくさん登場し、昔ほどコーヒーへの憧れがなくなってより身近なモノになった証拠かもしれません。

スペアミントガム(ロッテ)

1953年から販売されている、日本で最も長い歴史を持つガムの一つ。1997年に販売終了となりましたが、その後は2回の復刻販売がされており、2024年時点では復刻版をイオンやダイソーなどで購入可能です(取り扱いは一部店舗のみ)。

当時はまだテレビがある家が少なく街頭テレビでプロレス中継を見て楽しむ、そんな時代でした。その頃から愛されているガムとなると、もはやレジェンドお菓子です。

ネットではまずい・美味しくないと味が叩かれているガムですが、復刻版は言うほど不味くはなかったという意見もあります(美味しいとは言ってない)。

ジューシィ&フレッシュガム(ロッテ)

黄色パッケージが目に鮮やかなフルーツガム。通称ジューシーフレッシュ。

りんご、ぶどう、オレンジなどのような単体のフルーツではなく、様々な果物を混ぜたミックス味のガムです。ロッテの開発者さん曰く、お風呂上りによく飲まれるフルーツ牛乳をイメージして味付けしたとのこと。

ただし具体的には何のフルーツかは明記されていない上に、無果汁のガムなので味は食べた方が想像するしかありません。バナナ、みかん、マンゴーの味がするように感じる人が多いようです。

また、シナモンフレーバーが強めに付けられているので、シナモン好きには特におすすめ。2024年に復刻販売がされたので、現在は購入可能です。

地域限定で販売継続しているお菓子

ヨーグルトキャラメル(明治)

1970年代に全国で販売されていましたが、現在は北海道限定で18粒入りのヨーグルトキャラメルが発売されています(販売は明治ではなく道南食品)。

水玉模様のパッケージは今見てもおしゃれでセンスがありすぎて、50年以上も昔のデザインとは思えません。ぜひ北海道へ観光・出張に行った時にはチェックしてください。

かっぱえびせん(カルビー)

西日本地域(滋賀・京都・奈良・和歌山より西)の方にとっては今もコンビニやスーパーで普通に買えるお菓子ですが、東日本では2017年に販売終了しました。

東日本の方にとっては、気軽に買えない地域限定のお菓子になってしまいました。東日本での生産終了の理由は、シンプルに人気が低迷したから。『ポテトチップス』『じゃがりこ』『ジャガビー』などのじゃがいも原材料のお菓子に大きく引き離されたとのことでした。

お菓子が販売終了する理由

売上の低迷

最も大きな理由は、売上の低迷です。消費者の嗜好は時代とともに変化し、かつては人気だった商品でも、新しい商品の登場や健康志向の高まりなどにより、徐々に売上が減少していくことがあります。

企業は限られた生産ラインや販売スペースを効率的に活用するため、売上が低迷した商品を終売し、新商品や人気商品にリソースを集中させる判断を下すことがあります。

原材料の調達困難

原材料の調達が困難になることも、販売終了の理由の一つです。特定の原料が入手しにくくなったり、価格が高騰したりすることで、採算が合わなくなるケースがあります。

また、原料を供給していた会社が廃業したり、製造方法が変わったりすることで、同じ味を再現できなくなる場合もあります。

生産ラインの老朽化

生産ラインの老朽化や効率化も理由の一つです。古い機械では最新の生産効率に対応できなかったり、修理やメンテナンスに多大なコストがかかったりする場合、新しい製品の生産に切り替えるために、既存の製品が終了となることがあります。

カールの製造には、独特の形状を作り出すための専用の機械が必要であり、その維持費用や生産効率も販売終了の判断に影響したと考えられます。

企業の経営戦略

企業の経営戦略として、選択と集中が行われることも珍しくありません。複数の製品ラインを持つ企業が、より利益率の高い製品や、成長が見込まれる新製品に資源を集中させるために、一部の製品の販売を終了する決断を下すことがあります。

これらの複合的な要因が重なり、私たちのお気に入りのお菓子が、惜しまれつつも市場から姿を消すことになってしまうのです。

復活を望む声と期間限定復刻

販売終了したお菓子の中には、ファンからの熱烈な復活要望を受けて、期間限定で復刻販売されるものもあります。

コーヒーガムやスペアミントガム、ジューシィ&フレッシュガムなど、一度販売終了したものの復刻版が販売されている商品もあります。

また、SNSなどで「あのお菓子をもう一度食べたい」という声が集まると、企業が反応して復刻を検討するケースも増えています。懐かしいお菓子への思いは、世代を超えて共有されており、復刻商品は話題になりやすい傾向があります。

類似商品・代替品の存在

販売終了したお菓子の中には、他社から類似商品が発売されているものもあります。

カールの代替品として「か~るいチーズスナック」や「カル~」などが販売されており、ポポロンの代わりにはリスカなどからチョコシュー菓子が販売されています。

ただし、オリジナルの味や食感を完全に再現することは難しく、「似ているけど、やっぱり違う」という声も多く聞かれます。それでも、思い出の味に少しでも近いものを求めて、多くの人が代替品を探し続けています。

まとめ

令和の時代には無くなった平成・昭和の懐かしいお菓子は、カール、ピックアップ、ぬ~ぼ~、ピンキー、ベアーズチョコなど多数。売上低迷、原材料調達困難、生産ライン老朽化、企業の経営戦略などの理由で販売終了しています。カールは西日本で販売継続、コーヒーガムなど一部商品は復刻。類似商品も登場していますが、オリジナルの味を完全再現は困難です。懐かしいお菓子への思いは世代を超えて共有され、復活を望む声は今も絶えません。

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